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加山又造展 [美術]

日本橋高島屋
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/kayama.html

生誕90年記念展。初めてまとめて加山又造の絵を見たのは、8年ほど前の回顧展。日本画家に詳しくないので、その時初めて名前もちゃんと知ったのだと思うが、かなり強烈な印象が残った。
今回はそのときよりは規模は小さいが、初期から晩年まで、また絵画だけでなく工芸作品もあり、充実した展示内容。

初期は結構シュールレアリスムっぽい動物の絵が並ぶ。足が何本もあるシマウマとか。解説によれば一枚の絵の中で動きを表しているのだとか。ああなるほど。
また、猫がお好きだったらしく、もふもふした猫の絵も。

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「猫」1980年
漫画チックな顔の表情、カマキリの描写も微笑ましい。

でもやはり加山といえば後期の琳派の流れを現代に生かした数々の作品。あの光琳の紅白梅図をよみがえらせたかのような「紅白梅」や、桜の絵、龍の絵に圧倒される。

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「淡月」(部分)1996年
桜と月という伝統的な題材に真正面から取り組んだ作品。ため息の出る美しさ。

工芸品では、絵付けをした器や、染めの着物などが並ぶ。着物のうちの子供の祝い着はお孫さんのためのものだそうで、それは美しい着物で愛情がこもってるなあ、と。

小品では天井画の原画という「四季草花図」も素敵。梅や牡丹、菖蒲に薔薇。丹念に描かれた一枚一枚に心惹かれる。

巡回展あり。
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