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ティツィアーノとヴェネツィア派展 [美術]

東京都美術館
http://titian2017.jp/

なんか、去年も同じような趣旨の展覧会があったばかりだけど。。。
ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠ティツィアーノとその同時代、後継者達の作品を集めた展覧会。

ティツィアーノがメインのはずだけど、数はそれほど多くない。
第1章ではティツィアーノより少し上の世代の絵が並ぶ。聖母子像が特に多かったのだが、面白かったのは同時期にフィレンツェの画家の聖母子像よりリアルというかあまり美化されていない感じ。

1.jpg
ジョヴァンニ・ベッリーニ《聖母子(フリッツォーニの聖母)》1470年

2.jpg
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《フローラ》1515年頃
初期の作品。肌のきめの美しさ、輝く髪、写実的な衣装。隅々まで丁寧に描かれた優美な絵。

3.jpg
ヤコポ・ティントレット《レダと白鳥》1551年頃
ティツィアーノと並んでヴェネツィア派を代表するティントレット。もはやバロックに近い。

6.jpg
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《マグダラのマリア》1567年
上の「フローラ」より50年くらい後。明暗が強調され、マリアは美しいがリアリズムも増している感じ。

5.jpg
パオロ・ヴェロネーゼ《聖家族と聖バルバラ、幼い洗礼者聖ヨハネ》1562年
もう一人のヴェネツィア派の代表。ティツィアーノやティントレットに比べると色数が少ないように見えるが光沢の表現が素晴らしい。個人的にはヴェネツィア派ではヴェロネーゼが一番好き。

去年ヴェネツィア派展があったばかりだから、正直また?という感じはあるけれど、見応え十分。
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dezire

こんにちは、
私も『ティツィアーノとヴェネツィア派展』を見てきましたので、画像と鑑賞レポートを読ませていただき、この美術展で作品を見た感動を再体験することができました。ティツィアーノの繊細な色彩の諧調と光の表現と色彩感覚に力強さと抑揚が加わり、新しい絵画の可能性を切り開言っていったことを作品から体験できて良かったと思います。色々素晴らしい作品を見ることができましたが、特にティツィアーノの『フローラ』では、つややかな肌の質感が、柔らかい光に照らされて浮かび上がってくる美しさに感激しました。

私もこの美術展を見て、代表的な作品の魅力とヴェネツィア派絵画とフィレンツェやローマのイタリアルネサンスとの違いを考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。内容に対してご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。


by dezire (2017-03-25 13:23) 

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