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エルミタージュ美術館展 [美術]

森アーツセンターギャラリー
http://hermitage2017.jp/
大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち

エルミタージュ美術館の膨大なコレクションから、「オールドマスター」と言うことでルネサンスからバロック絵画を中心にした展覧会。特にエルミタージュの創設者といえるエカテリーナ女帝の生存中に購入された絵画にポイントを置いている。エカテリーナ自身の趣味も反映されているだろう。

展示は国・地域別。

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ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像》
イタリアからはティツィアーノ。残念ながらラファエロやボッティチェルリなどフィレンツェ絵画はなし。
よく考えると不思議なファッション。男装という説も。モデルもティツィアーノの愛人だったという説もある。ごく私的な絵だったのかも。

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レンブラント《運命を悟るハマン》
オランダ。エルミタージュにはレンブラントの充実したコレクションがあって、1枚じゃ物足りない。もっと見せて~、と思ってしまう。これもレンブラントらしい人物の心理描写が絶妙。派手な色使いはないが心に残る。

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ピーテル・ブリューゲル(2世)(?)《スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色》
フランドルもバロック美術の宝庫。庶民の生活を描いたブリューゲルの逸品。寒々とした景色の中でスケートをしたりする人々が生き生きと描かれる。フランドル絵画はこういう風俗画がいい絵が多い。

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スルバラン《聖母マリアの少女時代》
スペイン。残念ながら、ベラスケスやエル・グレコなどはなし。
聖母マリアの幼い頃と言うことで、神聖さよりも少女の愛らしさが強く感じられる。スペイン絵画は、スルバランの同時代のムリリョなども、聖母子や天使が愛らしくて好き。

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ヴァトー《困った申し出》
フランスからはロココの創始者ヴァトー。フェート・ギャラント(優雅な宴)と言う、上流階級の男女の優雅な姿を描いたジャンルで名を馳せた。

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ゲインズバラ《青い服を着た婦人の肖像》
最後はドイツとイギリスをまとめて。クラナハもあったが、このゲインズバラも素敵。
現物を間近でよく見ると、衣装の白いところなど早い筆致でささっと描いてあって、後の印象派の先駆けのよう。100年早い。ヘアスタイルもインパクト大。

さすがエルミタージュ、名品をいっぱい持ってるなあ、と感心しながら拝見。(いや、ほんとはもっとすごいのいっぱいあるはず、とも思いながら。)前にも見たことがある作品もあったけど、やはり巨匠の作品は見応えあり。
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