So-net無料ブログ作成

茶の湯展 [美術]

東京国立博物館

tirasi.jpg

なんとなく勝手に茶碗ばっかりかと思ってたら、もちろんそうではなく。
12世紀に宋から入ってきた「喫茶」が15世紀室町時代にかけて定着、桃山時代に発展し千利休の登場によって「佗茶」が起こり現代につながっていく流れを、道具類とともにたどる。

もちろんメインは名物の茶碗。だが、唐物と呼ばれ珍重された牧谿らの中国絵画の名品があったのが望外の喜び。

3.jpg
廬山図 玉㵎筆、自賛 1幅 南宋時代・13世紀

佗茶の世界に入ると、素人にはもはや価値基準がよくわからない。いわゆる井戸茶碗とか三島茶碗とか、ふうん、これが重文なのか、と見入るばかり。

4.jpg
唐物肩衝茶入 銘 初花 中国 1口 南宋~元時代・13~14世紀
元々は中国で日用品として作られたものが日本では珍重されたとか。これは「天下の名肩衝」として有名なのだそう。シンプルですっきりしたフォルムは確かに美しい。

茶入れはまだしも、茶杓となると何が名品なんだかさっぱり。(苦笑)
まあ、利休や小堀遠州が自分で削って作ったんだなあ、と言う歴史的価値の方を感じる。

茶碗はもちろん名物がずらり。国宝、重文オン・パレード。
先日見たばかりの楽茶碗、志野、井戸、天目、青磁、、、。一口に茶碗と言っても、形も大きさも様々で、見飽きない。

1.jpg
重要文化財 雨漏茶碗 朝鮮

2.jpg
青磁輪花茶碗 銘 馬蝗絆


私は茶道には疎いけど、佗茶の世界がその後の日本文化に及ぼした影響は大きいと思う。「侘び寂び」という思想が日本の美学を決定的に支配してきたのではないかしら。
茶道具を見ながら,今更そういうことに思いが及ぶ展覧会。
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
メッセージを送る