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タイ展 [美術]

東京国立博物館
http://www.nikkei-events.jp/art/thailand/index.html
日タイ修好130周年記念 特別展「タイ〜仏の国の輝き〜」

古くは7世紀頃からの仏教美術を中心とした展覧会。
タイの歴史を絡めながらの展示だが、いかんせん聞き慣れない地名や王国名が並ぶのであまり頭に入ってこず、その辺は素通りに。
前に行ったアンコールワットもそうだが、あのあたりはインド文化の影響も強く、仏教だけでなくインド神教やヒンズー教の影響も入っている。
また大乗仏教が主流である日本と違い、タイでは上座仏教が主流で、仏像にもそこが反映されているとか。

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アルダナーリーシュヴァラ坐像
ウボンラーチャターニー県
プレ・アンコール時代 8 ~ 9世紀初
ヒンドゥー教の男神シヴァとその妃パールヴァティーが半身ずつ組み合わされて一体になったもの。カンボジアのクメール文化の影響が見られるという。唇の厚い顔もクメール族の特徴の一つ。

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ナーガ上の仏陀坐像
スラートターニー県チャイヤー郡ワット・ウィアン伝来
シュリーヴィジャヤ様式 12世紀末~13世紀
悟りを得た仏陀が瞑想をする間、竜王ムチリンダが傘となり、仏陀を雨風から守ったという説話に基づいてつくられたもの。日本の仏像ではあまり見ない題材。東南アジアでは、水と関係する蛇の神ナーガをとても大切にしており、このテーマの像もたいへん好まれました、とのこと。仏陀のお顔がシュッとしたイケメン。

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仏陀遊行像
スコータイ県シーサッチャナーライ郡ワット・サワンカラーム伝来
スコータイ時代 14 ~15世紀
亡くなった母のマーヤー夫人に説法するために三十三天に昇った仏陀が、地上へ降りてくる場面をあらわすとも考えられています、とのこと。
そういえば、日本の仏像で歩いてる仏陀って見たことあるかな。大体じっと座ってるかまっすぐ立ってるか、なような。
軽やかに足を踏み出す仏様、新鮮な感じ。

展示の後半では、日本とも交易があったアユタヤの工芸品や、日本との交流から生まれた日本風の刀なども。
修好は130年かもしれないが、実際の付き合いはもっとずっと昔からあったことがわかる。シャムという言葉も久しぶりに目にしたような。

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金板装拵刀
ラタナコーシン時代 19世紀
上級貴族だけが佩用するのを許された豪華な装飾の日本式の刀。
これとは違うが、日本の刀を模したような造りの太刀もあった。

各地の寺院などの写真も展示されて、中にはアンコール・ワットで見たものによく似たのもあって懐かしくなった。タイにはまだ行ったことがないが、いつか行ってみたい。
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