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七月大歌舞伎昼の部 [舞台]

歌舞伎座

一、歌舞伎十八番の内 矢の根(やのね)
曽我五郎    右團次
大薩摩文太夫   九團次
馬士畑右衛門   弘太郎
曽我十郎    笑也

右團次は以前は台詞回しが粘っこくて聞き取りづらくて嫌いだった。この1,2年急速に改善されてだいぶ良くなった。五郎は力強く勇壮だが、荒事の稚気がやや乏しい。案外理知的に見えてしまう。計算してる荒事、って感じかな。ちょっともったいない。

河竹黙阿弥 作
盲長屋梅加賀鳶
二、加賀鳶(かがとび)
本郷木戸前勢揃いより
赤門捕物まで
二代目 市川齋入襲名披露

天神町梅吉/竹垣道玄  海老蔵
日蔭町松蔵     中車
お朝      児太郎
道玄女房おせつ   笑三郎
女按摩お兼   右之助改め齊入

海老蔵の道玄は、ギラギラしていて愛嬌もなく、極悪人みたいで見ていて疲れる。この役は、悪人だけどどこか愛嬌があって憎めない奴のはずなんだけど。まだ若い海老蔵には無理なんだろう。

拾いものは右之助改め斉入のおせつ。普段は物堅いおかみさんなどのイメージだけど、崩れた色気のある女を見せていた。今後役の幅が広がるのを期待。

中車の松蔵が良い。時代物はともかくこういう演目ではすっかり歌舞伎の舞台になじんで周りからも浮かなくなった。木戸前での気っ風の良い様子も様になり、伊勢屋でのきっちりとした頭らしい分別のある物言いが道玄を追い詰める様子が説得力がある。

児太郎のお朝が可憐。
笑三郎におせつはもったいないなあ。

河竹黙阿弥 作
三、連獅子(れんじし)
狂言師右近後に親獅子の精   海老蔵
狂言師左近後に仔獅子の精   巳之助
僧蓮念    男女蔵
僧遍念    市蔵

なんでこの演目を選んだのかわからないな。親より子の方が上手いなんてね。
巳之助は前に三津五郎と連獅子を踊っている。あれから何年だろう、すっかり成長して清潔で柔らかな身のこなしが美しく、後シテの毛振りも颯爽として綺麗。ああ、もう一度お父さんと踊らせてあげたかった。
海老蔵も思ったよりはちゃんと踊っていたけど、やや腰高なのが気になる。獅子は勇壮で目力も効いて迫力たっぷりだが。
ともあれ昼夜三演目に出演の大車輪ぶりは感服するが、若いとはいえ体は大事にしてほしい。子供達のためにも、と思わずにいられない。
     

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